酒粕
日本酒を製造する際に必ず出るのが酒粕です。
日本酒の種類は普通酒や吟醸酒、大吟醸酒、純米酒、純米吟醸酒、純米大吟醸酒、本醸造酒、特別本醸造酒があります。メーカーや酒の種類によっても栄養成分は大きく異なります。
原料は米、麹、醸造アルコール、水です。
栄養成分を把握し、適正な飼料設計を行えば蛋白源にもなりエネルギー源にもなります。糖分補給にも役立ちます。嗜好性は非常に良い飼料です。
形状は粘土状から板状と様々です。特に夏場になると酵母が活発に動き出し、柔らかくなってしまうケースがあります。
主要成分一覧 (%DM) | |||
酒粕A | 酒粕B | ||
水分 | 51.1% | 水分 | 50.7% |
TDN(牛) | 79.0% | TDN(牛) | 84.2% |
TDN(豚) | 79.4% | TDN(豚) | 91.5% |
CP | 62.9% | CP | 21.0% |
NFC | 22.4% | NFC | 71.2% |
NDF | 20.7% | NDF | 8.4% |
Fat | 2.9% | Fat | 0.3% |
※メーカーや種類を固定すれば成分は安定します ※栄養成分はすべて乾物の値 ※豚のTDNはNRC SWINE準拠 |