光合成細菌の拡大培養法

光合成細菌の拡大培養法

用意する容器

水道水40㍑と40㍑分の材料(大小ビニール袋各2つ)

元菌 20㍑

60ℓ程度の容器

元菌の入っていた容器(ロンテナー)

ペットボトル

 

 

培養の場所

ビニールハウスなど

軒下、ベランダなど

室内「南側の窓際など日の差す明るいところ」

春先は日が高くなるので日陰にならないよう注意

 

 

◆ 培養方法

容器内に40㍑分の材料(大小ビニール袋各2つ)を入れ水道水40㍑と元菌液20㍑を加える。

ロンテナー(約20㍑)やペットボトルに分け、満杯にし、空気が無い状態にする。

培養場所にて、1週間~10日程度培養する。

色が濃くなってきたら完成です。

出来の良いものを次回培養の元菌とする。

 

 

◆ 注意事項

  • 寒い時期は、ビニールハウスなどに入れ、温度を保つ。
  • 暑い時期は、温度が上がり過ぎないように注意。暑すぎる場合は、遮光ネット等利用する。

30℃が基準「40℃以上が長時間つづくと菌がよわる」

  • 元菌液の良否が最大のポイントになります。

 

 

◆ その他

  • 培養後の液は、あかるい所で保管して下さい「なお、暑い時期は直射日光を避けてください」

 

 

◆ 培養液の出来上がりの判定

色の濃さで判定「元菌と同程度」 なお、水質,温度,光の強さなどにより赤褐色,茶褐色など多少の変化は問題ありません。ただし緑色から無色になった場合は新しい元菌に変更してください「好気性のらん藻類などの増殖が懸念されます」

またpHの上昇は概ね8.0以上は可「長期の保存の場合は8.5以上が一般的です」

 

光合成細菌の拡大培養法(2回目からの元菌液は良く出来上がったものを使用)
材料 培養法 注意 必要器具機材
1 塩化アンモニウム 20g ◎左記の1~10までの材料を20ℓの水道水に溶かした後、元菌液10ℓを加える

◎上記の溶液を透明のペットボトル、水槽、半透明のビニール容器及びポリの衣装ケースなどにいっぱいまで入れ、蓋をして日の当たる明るい所で約1週間培養(元菌と同じような赤褐色に変化すれば完成。pHは通常1.0程度上昇し、8.0~8.5とややアルカリ性になる。)

1.温度は30℃が適当

 

2.寒い季節は水温ヒーターを利用する。(水槽の中にヒーターを直接入れるか湯煎で液を温める。)

 

3.水槽の水面上にラップを張り、空気を遮断してその上に蓋をする。

1)元菌10ℓ

 

2)1~10までの材料

 

3)水道水20ℓ

 

4)透明ペットボトル(ラベルを剥がす)など。

 

5)水槽(蓋付の半透明のポリの衣装ケースが実用的)

 

6)熱帯魚用水温ヒーター(35℃までのサーモスタット付き)

2 炭酸水素ナトリウム 20g
3 酢酸ナトリウム(無水) 20g
4 塩化ナトリウム 20g
5 リン酸水素二カリウム 4g
6 硫酸マグネシウム(7水和物) 4g
7 プロピオン酸ナトリウム 4g
8 DL-リンゴ酸 5g
9 ペプトン 4g
10 酵母エキス 2g
1)
2)
5)
6)
販売品目と価格(税・送料別)
商品番号 品目 仕様 価格
1 光合成細菌液(元菌) 20ℓ 5000円
2 光合成細菌液(材料) 20ℓ分×5 4000円
3 光合成細菌液(材料) 20ℓ分×10 7000円
4 光合成細菌液(材料) 20ℓ分×20 12000円
※  商品番号1は直射日光を避け、明るい所で保管してください。

※  商品番号2~4は同封の袋の口を閉め、冷暗所で保管してください。

 

光合成細菌液の拡大培養がうまく出来ないときの注意

※培養前の液の色をワインに例えれば、ロゼの色です。また、出来上がったものは、赤ワイン色です。

※黒くなったり、白くなったり、培養前と異なる場合などうまく出来ない例です。出来上がりの赤色が若干

異なることは、環境条件によって多少異なるので心配いりません。うまく出来ない例などを上げてみます。

1) 水の中の鉄分が多いと黒くなります。(鉄分の多い井戸水に注意)

2) 白くなるのは、温度が高すぎる例です。(40℃が上限の目処)また、緑色への変化の例もあります。

3) 赤色への変わりが遅い場合は、温度が低いか、光の不足か、元菌が悪いなどが考えられます。また、

使用する水によっても、若干、違いがあります。

4) 全般的には、夏場の方が出来は良好です。

5) 元菌は出来の良いものを選んでください。